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おとなカレッジ

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TDLデビュ~♪


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ついに、姫の初めてのお誕生日をTDLで祝う日がやってきた。出産した時から暖めてきた企画だったのに、ギリギリにならないと重い腰が上がらない性分なので、結局荷物の準備などは前日に徹夜する羽目になってしまった。(トホホ)

朝の6時に寝ている姫を起こし、車で約6時間の移動。1時間毎にSAで休憩とオムツ替えをし、舞浜に着いた頃には12時を過ぎていた。「今夜は東京ベイホテル東急に宿泊する予定なので、ゆっくりできるぞ~!」と気合が入る。雨女の姫のおかげで、天気予報では1日雨マークだったのだが、どうやら曇りで落ち着きそうだ。

まず、TDLに行く前にイクスピアリでお食事をすることにした。イクスピアリでは、お誕生日の証明書を館内のインフォメーションに見せると、店内で優待が受けられる「Your Special Happy Card」と粗品(フォークのセットだった)と24時間無料駐車券がもらえるのだ。おかげで1日駐車場代が浮いたよん♪その後、ウェルカムセンターでチェックインと同時に荷物を預けておいたので、ホテルまで運ぶ必要がないし楽チン楽チン。オフィシャルホテルで良かった♪ついでにスターライトパスポートも購入する。

早速、Happy Cardを使って中華ビュッフェのお店でワインをいただく。食後にウインドーショッピングをしながら歩いて行くと、大好きなマザーガーデンを発見!姫の誕生日かクリスマスプレゼントに購入しようと思っていた「野いちごおままごとセット」がずらりと並んでいた。「やっぱり可愛い~!」実物を見るとますます欲しくなってしまった。でも、欲しい商品は品切れだったので、また今度にすることにした。「毎年プレゼントして全シリーズを揃えてもいいよね?」と言うと、「まだ姫には早いんじゃないの?」と気をもむ主人に、「あれば遊ぶようになるんだから、女の子は、やっぱりおままごとセットよ~」と上手く言いくるめた。ウシシ、本当は私が欲しいのよね~。

さて、いよいよ待ちに待ったこの瞬間がやって来た!姫と一緒にTDLデビューだ!ゲートをくぐる時、「今日は娘の1歳の誕生日なんです」と伝えると、「おめでとうございます」と言って、バースデーシールに姫の名前と1才と記入して渡してくれた。「これが噂のシールかぁ」と感慨深かった。しかし、運悪く今日は日曜日。いつも混雑が嫌で平日に行くようにしていたので、混雑&長い待ち時間は覚悟していた。写真を撮るために、クリスマスツリーの前にも長蛇の列。どこもかしこも人人人・・・。仕方ないけどねぇ~。

今日は想像していたよりも暖かく、姫は半そでのブラウスにセーターを着せて、足元はおくるみをすっぽりかぶせる形でバギーに乗せていた。まずは、午後のパレードを見る。クリスマスの音楽とフロートに、姫は体を前後に揺らしたり、ダンサーを指差たりご機嫌な様子。次に、シンデレラ城をバックに写真を撮り、スモールワールドのファストパスを取って、アリスのティーパーティーに乗る。待っている間、今日誕生日の人が名前を呼ばれておめでとうと放送されたので、姫の時も・・・と期待していたけど、キャストに気づいてもらえなくて何もなしだった。混んでるし仕方がないよね・・でも残念。

次に、ナイトメアバージョンのホーンテッドマンションに向かうが、すでに120分待ちだった。待ち時間がもったいないので、あきらめて姫のオムツ替えをすることにした。先にオムツを替えていたお母さんが、「今日お誕生日なんですか?うちの子もです」と言うので「ええ?おめでとうございます、何歳ですか?」と聞くと「1歳ですよ」と言うのでびっくり!お互いに「偶然ですね~」なんて話しながら、「楽しんでくださいね」と言って分かれたが、なんとも不思議な感じだった。

オムツ替えを終えた後、スモールワールドのファストパスで入場すると、すぐに姫は眠ってしまった。「あーん、せっかくのアトラクションなのに眠っちゃったよ」と残念がっていたら、乗り物に乗って大音量の音楽が聞こえるとパッチリ目を覚まして眺めていた。やっぱりキラキラやライトのピカピカに心を奪われたようで、出る頃にはすっかりご機嫌モードになっていた。

この頃、すでに時間は5時30分。6時のショーが始まる頃なので、中央鑑賞エリア付近に移動する。待ち時間に、姫を主人に預けてプリンを買いに並んでいたら、突然主人からケータイがかかってきた。「遅いよ、何やってんの?姫が大変なんだよ」と言うので、慌てて戻ってみると、どうやらバギーのバックルが外れて姫が地面に落ちてしまったらしい。

主人がクリスマスのオブジェに見とれていたら、突然「ゴン」と鈍い音がして、気がついたら姫がうつぶせに倒れていたというのだ。「全く、何やってんだよ!eddieeがきちんとバックルを留めていなかったせいだぞ!」と物凄い剣幕で怒られて、私も気が動転してしまった。「どうしよう、とりあえず、救護室に行こう!」急いでパーク内の救護室に向かった。

「どうしました?」と看護婦さんが優しく声をかけてくれて、今起きたことを伝えると、「目立つ傷もないようですし、赤くなってもいないので、ぶつけたのは頭じゃないかもしれませんね。ここでは、頭の中身が大丈夫がどうか検査はできないので、ご心配なら近くの病院にいかれますか?今は大丈夫でも2~3時間後、もしくは3日後に急に具合が悪くなることもあります。その時は至急病院で見てもらって下さい。」と言われて、おでこを冷やす氷嚢をもらい、とりあえず様子を見てみることにした。

救護室を出た後、私達は誕生日のお祝いどころではなくなった。「ごめん、ちゃんと姫を見ていなかったばっかりに・・・」と自分を責める主人。「私がバックルをよく確認していれば防げたのに、こっちこそゴメン」とお互い自責の念に駆られて、重苦しい雰囲気になってしまった。外は寒いので、近くのベビーセンターでゆっくりすることにした。ここは、オムツ替え、離乳食、授乳がいっぺんにできるし、スタッフも数名が常駐しているので、非常に助かる。

泣いたらお腹が空いたらしく「マンマ、マンマ」と姫が騒ぎ出したので、お食事タイムにすることにした。食欲はいつもと変わらずだし、おっぱいも良く飲むので、あの事故が嘘のようだった。主人に、「食欲もあるし元気そうだから心配ないよ!」と伝えると、「本当に?でも、ちょっとでもおかしいと思ったら、すぐ病院に行くからね」と少し安心した様子だった。

その後、7時30分のエレクトリカルパレードを見て、そのままホテルに帰ることにした。姫は、音楽とイルミネーションがとても気に入ったようで、ずっと腰をフリフリしながら、音楽に合わせて踊ったり叫んだりしていた。いつもの姫のユーモラスなダンスが見られて、私達はようやく、ホッと胸をなでおろすことができた。「どうやら、今のところは問題がなさそうだね」しかし、ホテルについてからは、疲れすぎたのか姫が大泣きし、ずっと私にしがみついて離れなかった。泣きじゃくる姫に、「今日は色々大変だったからね、とんだ誕生日になってしまってゴメンね」と申し訳ない気持ちでいっぱいだった。なんだか気持ちが空回りしてしまった1日だった。


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